ブラックジャック、初めのディール

 昨日はトランプのカードを表示させるコードを書いたので、今日はブラックジャックの手順中一番初めに行われる、ディーラーとプレイヤーへのカードのディールを作りました。このあたりは以前作ったのですが、画像の表示に手間取っているうちにいろいろ修正をしております。

 本来、ブラックジャックは一つのテーブルに複数のプレイヤーが座るのですが、今回はとりあえずディーラーとプレイヤーの一対一となっております。まあ、それで基本的には変わりませんし。

 ブラックジャックではまずプレイヤーとディーラーに二枚ずつカードが配られます。ディーラーのカードは一枚伏せられた状態、プレイヤーのカードは全て開かれた状態で配られます。今回はカードをmarkとnumberという二つのメンバをもったオブジェクトとして表し、それをplayerとdealerというオブジェクト型配列(という呼び方はJavaScriptでは意味がないのでしょうが)にpushするところまで作ります。

 以下が今日書いたコードです。

function Card(mark,number){
	this.mark = mark;
	this.number = number;
}
//mark,numberをメンバとするCardオブジェクトを定義

function deal(){
	var mark;
	var number;

	mark = Math.floor(Math.random() * 4);
        //markをランダムに作成
	number = Math.ceil(Math.random() * 13);
        //numberを以下略

	var _card = new Card(mark,number);
        //ランダムなカードを作成

	return _card;
        //Cardオブジェクトを返す
}

function firstDeal(player,dealer){
	var Players = [player,dealer];
        //配列型配列を作ることで手間が省ける

	var i;
	var j;

	for(i = 0;i<2;i++){
		for(j = 0;j<2;j++){
			var card = deal();
			Players[i].push(card);
                        //player,dealer配列にCardオブジェクトをpush
		}
	}
}

$(function(){

	var player = new Array();
	var dealer = new Array();

	firstDeal(player,dealer);

});

 実際にはディールされるカードはランダムではなくデッキに残っているカードしかディールされないので、deal関数あたりは要修正なのですが、今日はここまでにしておきます。